病気の話

新型コロナの状況と当院でのコロナワクチン接種

コロナ感染者は大幅に減ったとはいえ消えるまでには至っていません。海外観光客の受け入れ緩和で観光地の外国人が目立ち始めており、感染の広がりを抑えるのは困難な状況になっています。しかしコロナ感染で重症化することはほぼないことがわかっており、感染して発症から自宅待機が7日必要という以外は感染による不都合はなくなっている現状です。マスク着用も緩和されてきたことですし、コロナ感染も普通の風邪として扱って良い時期に来ているのではないかと考えます。コロナワクチンも5回目の接種券が届いているものと思いますが、オミクロン対応のもので本当に今のオミクロン株による感染が抑えられるかは不明であり、当院ではワクチン接種は切りがないことから当分の間はコロナワクチン接種は中止としています。国が外国との契約でワクチンを買ってしまったので、なんとかワクチンを消費しようと接種を躍起になって推奨しているものと考えます。どうしてもワクチンを打ちたいと希望される方は市の集団接種などをご利用下さい。当院は今はインフルエンザ注射に重きを置いているところです。コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種も国は推奨していますが、ワクチンの打ち間違いが一番の問題であり、コロナワクチン接種を止めたこともあって、当院では基本的には同時接種は行いません。私自身も5回目接種券が届きましたが、もう接種は行わないつもりです。