病気の話

R4年の熱中症

本来は7月に入ってからなのに、関東地方は6月27日に梅雨明け宣言です。5月末から雨が降り続いて、いつの間にか梅雨入りして雹が降るなどの異常気象もありましたが、梅雨の割には全国的に降雨量は少ないため今夏は水不足が懸念されます。しかし一番問題なのは熱中症です。6月中に梅雨明けしたのは過去に1度しかなく、平均気温と最高気温は毎年上昇しているため、これから猛暑が9月末まで3か月間続くということになるわけです。国は熱中症予防にさかんにクーラーをかけて外出しないように呼びかけていますが、コロナがおさまってきた今、久しぶりの外出を楽しむ人で街はあふれかえっており、外出を控える雰囲気は全くみられません。また電力逼迫(この逼迫はコロナ禍では病院逼迫にさんざん使われました)との報道、さらにウクライナ戦争の影響による電気・燃料代の高騰で、ついクーラーは消したり控えたりしてしまう行動に出てしまいがちです。私自身はクーラーが嫌いなので、仕事場ではクーラーが入ってますが、自宅ではクーラーを使わず家族からは困った顔をされています。暑いことに日頃から身体を慣れさせるのが長年のコツですが。クーラーを使わないかわりに扇風機をフル回転させて保冷剤を首に巻いて過ごし、夜は氷枕を使って例年の猛暑を乗り切ってきました。皆さんは電気代のことが気になるならばクーラーの温度は高め設定にして、私のように扇風機や保冷剤を駆使することで節電しながら暑さをしのげるものと考えます。ただしクーラーを使わないという私の真似は決してしないで下さい。