病気の話

コロナが消える?

9月末になって全国一斉に突然に新型コロナ感染者が減りました。8月の爆発的な感染者増からは9月には都内は1日1万人を超えるだろうと予想されていたのが、急に都内も1日数百人に埼玉県でも100人を切りました。9月は学校も再開して連休などで人出も多かったため人流抑制されていたとは言えません。またワクチンも50歳前後までは2回接種がすんだ方が多いですが、まだ若者への接種は進んでおらず、8~9月の感染者の主流だった若者の間で感染が止まってしまったことが不思議です。若者では感染しても症状が出ずに病院へ行かないために検査数・感染者数共に減っているのかもしれません。コロナの性質はかなり研究されてきたとはいえ、まだ不明なことが多そうです。コロナがこのまま消えるとは考えにくく第6波への備えが必要と言われています。しかしコロナが弱毒化して、ただの風邪になってしまうことを期待してみても良いのかもしれません。大流行しても突然に消えてしまう季節性インフルエンザと同じようになることを。8月の感染爆発で多数の死者が出ましたが、オリンピックをやめて海外含めた人流を抑えて、ワクチン接種を進めて、秋のこの季節を待てば、死亡者を少なく済ませられたのかもしれません。8月の出来事は今でも人災だったと考えます。