病気の話
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夏かぜの話題
保育園・幼稚園で夏かぜが流行っています。溶連菌も出ていますので、突然の熱発で来院した場合には、まず溶連菌検査を行いますが、陰性ならばコクサッキーウイルスなどによる夏かぜと判断します。咽頭結膜熱(プール熱)をおこすアデノウイルス感染も可能性はあり、アデノウイルスの検査はできますが、ウイルス感染なので特効薬は何もなく、最終的には夏かぜと同じ処方になってしまいます。熱は続きますが、夏かぜは重症化することはほとんどありませんので、解熱するまで少々の辛抱が必要です。