病気の話

花見と医療制度

4月も2週目になり桜が散ってきています。急にあたたかくなった影響で3月末から桜があっという間に満開になりました。私は趣味のランニングがてら水元公園の桜の花見をしました。本来ならばクリニックのスタッフと一緒に花見をしたいところですが、月初めはレセプト確認作業で、クリニックとしては大変に忙しい1週間となります。レセプトとは患者さん一人一人の1か月間の診療内容をまとめたものであり、1か月間が終わってからチェックをすることになるので、どうしても確認作業は月初めになってしまいます。3月は予想外のインフルエンザB型大流行でレセプト件数が増えて、4月初めはそのチェックで日々が過ぎてしまったようです。月初めがレセプト確認作業で忙しいのは現在の医療制度の問題です。我々医療機関が花見を楽しめるようになるためには、レセプト確認作業を月初めからはずすように医療制度を改革してもらうか、桜が満開になる時期がずれるような植木管理をしてもらうしかなさそうです。