病気の話
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H25年度の熱中症について
今年は例年より2週間も早く梅雨が明けました。真夏の象徴のミンミンゼミも鳴き始めています。7月8日は荒れ狂う雷にも驚きましたが、本格的な猛暑で、熱中症による救急搬送が全国で1000人を超えたようです。室内でクーラーをかけないでいると、室温が上がるにつれて体温も上昇し、いわゆる室内熱中症になります。このような原理で、外出もしていないお年寄りが、外で遊んでいる子供達や工事現場などで働く大人と同様に熱中症になってしまいます。猛暑を避けて室内にいる場合、冷え過ぎが嫌でクーラーを使わないならば、必ず窓をあけて換気して、扇風機をかけるなり、保冷剤で首や頭を冷やすなど体温が上がらないような工夫をしましょう。私もクーラーが嫌いで、自宅では扇風機をフル稼働で使っています。「冷えピタ」を貼るぐらいでは解熱効果はありませんので、冷蔵庫にはアイスノンなどの保冷剤を多数準備しておいて首などに巻きながら、冷たくなくなったら保冷剤をこまめに交換しています。我が家では冬場も室内で重ね着をすることで、電気ストーブ以外の暖房は使いませんので、クーラーを使わない夏場同様に一年を通してほとんど電気料金は変わりません。電気の供給不足になるという理由で原発再稼働が叫ばれています。話が飛躍してしまいますが、電気を大量消費するクーラーやヒーターを使わないですむ工夫をすることで、原発に依存しない社会をつくることができるものと考えます。