病気の話

あおばから新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます
昨年の医療界は山中教授のiPS細胞の話題一色でした。しかし最先端技術から遠く離れた一般社会では病気は次から次へと起こっているのが現実であり、私のクリニックでも毎日多くの患者さんの診療に明け暮れました。クリニックは12月29日で仕事納めとしましたが、私は大晦日と1月2日と、三郷医師会の休日診療所の当番で仕事を続けました。胃腸炎大流行の中、インフルエンザも確実に増えてきています。予防注射をされている方も、手洗い・うがいなどの最低限の予防処置でインフルエンザにかからないように注意して下さい。
昨年は大学同期の石丸先生に来てもらって新たにメンタルケア外来を始めて、日頃様相が変だなという患者さんを解決へ導くことができるようになったのは、クリニックとして大きな進歩でした。
昨年の冬も厳しい寒さで血圧が上がる方が続出しましたが、今年も同様の寒さであり、本日は交通網が大混乱になるほどの大雪が降りました。肺炎にかかる方も多く、この寒さをなんとか無事に乗り越えたいものです。体調不良な方は、早めにクリニック受診をおすすめします。
クリニックを開いて5年半が過ぎましたが、年末年始にかけて、クリニックの床・壁の張替えを行って雰囲気を一新しました。昨年は新しい超音波装置を導入し、今回は正月明けにレントゲン機器も最新のものに入れ替えて、一般医療を行うクリニックとしては最先端を目指していこうと考えています。
もちろん、病気の方の診療では自分が健康でなければならないという思いで、日頃からマラソン練習、さらにフルマラソン大会参加などで体調管理につとめています。今年1年も宜しくお願い致します。