病気の話

長生きするコツ?

干支の1つのネズミで、ハツカネズミの寿命は2~3年なのに対してハダカデバネズミは30年生きると言われています。私も上野動物園の小動物館でハダカデバネズミを見ましたが、体長10㎝でハツカネズミと同じ大きさで多数匹が密集して集団生活を送っていました。ハダカデバネズミはその名の通りに毛が無く出っ歯で、アフリカの乾燥した地域にアリの巣のような穴を掘りめぐらして、その中で一生を過ごします。天敵が少なく、狭い穴の中の低酸素状態で生活して更に体温32度の省エネ体質です。また省エネ体質ではエネルギーを生み出す時に生じる副産物の活性酸素が少なくなります。この活性酸素とは生体の酸化(錆びること)させる作用の老化促進物質であり、活性酸素が出ないことで癌化も起きにくく、皮膚や臓器も若々しさを保てて長寿になるのです。ゴロ寝が好きな方にはハダカデバネズミの生活は動かないで長生きできると羨ましがるかもしれません。しかしハダカデバネズミのようにエネルギーを消費しないために、動かない・活動しないことで長生きするのが良いのでしょうか?人生は短くても構わないので様々な活動をして動き回る方が良いのではないでしょうか?もちろん活動しながら長生きもできる者もいるでしょうが。年明け早々に「長生きする」ことについての一考をお勧めします。